緑内障には、「開放隅角緑内障(かいほうぐうかくりょくないしょう)」というタイプと、「閉塞隅角緑内障(へいそくぐうかくりょくないしょう)」というタイプがあります。同じ緑内障という言葉を使いますが、まったく別の病気と言っても過言ではないくらい、性格の違う病気です。

開放隅角タイプが、徐々に進行し自覚されない「じわじわ型」なのに対して、閉塞隅角タイプは、突然の眼圧上昇発作で、ひどい眼病、頭痛を引き起こす“突然型’’なので、眼科を受診されない方は、まずおられません。

(それ以上に腹痛が強く現れて、内科を受診される場合も、時にあります)

閉塞隅角タイプは、レーザーで虹彩に穴をあける治療だけで、ほとんど解決してしまうことが多いのも、開放タイプと違うところです。