「肩こり」でお悩みの方は多く、当院でも多数の治療を手掛けてきました。その中でも特徴的な2名の方の実例をご紹介します。
プラセンタ治療は、痛み全般に効果が期待できる治療法ですが、患者さんがその効果を実感するのに時間が掛かることがあります。
当院では「ツボ」を狙って注射しますので、上腕やお尻に注射する一般的な投与方法よりも、効果が期待できると考えています。
お悩みの方は、ぜひ一度お試しください。

東洋医学では、全身を巡っている「経絡」という気と血の通り道の上にある治療のポイントを「ツボ」と呼びます。肩こりのツボは、風池、天柱、肩井などが知られていますが、実際には手で触れて注射する部位を決めます。

1回目から、ツボに当たるとズーンとくる「得気」という現象が現れ、「すごくよく効いた!!」と大変喜ばれました。その後も打ったびに効果を実感されていました。

対照的に、初めのうちは「効果がよくわからない」 「かえって首のこりが強くなったかも」とおっしゃっていましたが、あきらめずに続けるうちに、次第に効果を実感される様になりました。この様な状態を東洋医学では「好転反応」と呼びます。


肩と首なら、1回3~4アンプルくらいを、1~2週に1度くらいの頻度で、まずは、5~10回試してみることをお勧めします。効果が実感できなければ一度中断して様子をみるのもいいかもしれません。これくらい行えば多くの方は何らかの改善を感じられます。
首の注射の直後には 「見え方がすごくクリアになる!」とおっしゃる方も多々おられます。
東洋医学的には、肩・首と目には経絡による「つながり」がありますが、それを思い起こさせられます。プラセンタの治療は、1,2回で効果がないとあきらめてしまうのはもったいないのです。

 

腰痛も肩こりも、「痛みやこり」の原因として意外な難しい病気が潜んでいることがあります。
プラセンタ治療による効果があっても、結果的に難病の発見を遅らせることになってはいけませんので、一度整形外科で診ていただき、他の原因が無いことを明らかにしておくことも安心につながります。