網膜(光を感じる神経の膜)の中心にある視細胞(光を感じる細胞)が密集している直径2ミリの部分を『黄斑』と呼びます。
私たちがものを見るときは、この黄斑にピントを合わせています。視力は黄斑の働きで決まり、1.0などの数値は、黄斑の働きを示しています。
「中心部が見えづらい(視力低下)」「見ようとする部分が暗くなったり歪んだりする(中心暗点・変視症)」ときは、黄斑のトラブルの可能性があります。
代表的な病気は中心性漿液性脈絡網膜症・加齢黄斑変性症・黄斑浮腫です。
診断
視力測定、眼底検査と合わせて、OCT(光干渉断層法)の撮影が有効です。OCTは、表面からは見えない網膜や神経の断面を画像によって観察し、診断することができる画期的な装置です。
治療
それぞれの症状や血液成分の漏れ方によって選択し、薬物による治療(VEGF阻害剤・ステロイド薬など)、レーザー光凝固術、硝子体手術など、複数の方法を組み合わせることもあります。
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知って得するお話 とは
開業以来長いお付き合いの患者さんにも、また最近当院を受診された患者さんにも、お一人お一人が、いきいき元気に生活出来ますように、その手助けをさせていただきたいと思い、「知って得するお話」を発刊することに致しました。
眼科のことについてはもちろんのこと、からだ全体が元気になることを願って、病気の予防上日々の生活で気をつけて頂きたいこと・新しい治療法などをお知らせして参ります。