本来透明な水晶体のタンパク質が、加齢により白く濁るため、
集めた光が眼底にうまく届かなくなり、かすむ、まぶしい、見えにくい、視力低下などの症状を引き起こす疾患。

俗に「白そこひ」と呼ばれる。


白内障と言えば、通常は中年以降に発症する「加齢性白内障」のことを指しますが、その根本的な原因は解明されていません。
また”加齢性”以外にも、アトピー性皮膚炎や糖尿病などの全身疾患に合併して生じる場合や、風疹症候群などにより生まれた時から発症する「先天性白内障」や、外傷に伴う「外傷性白内障」、ぶどう膜炎・網膜剥離などの眼疾患に併発して生じる「併発白内障」などもあります。

原因

様々な原因で起こりますが、多くは加齢によるもので中年以降は高齢になるほど多く発症します。
白髪と同じ一種の加齢現象ですから、白内障の症状と進行の早さには個人差があります。

症状

■光をまぶしく感じる
■視野全体がかすむ
■明るい場所と暗い場所で見え方が違う
■視力の低下 等