遠近両用眼鏡の「見え方」は、遠くを見る眼鏡と近くを見る眼鏡を別々に作った場合とおなじですか?
残念ながら「魔法の眼鏡」ではありません。
遠近両用とは「1枚のレンズの上半分で遠くを、下半分で近くを見えるようにしたレンズ」だと思って下さい。学校の先生が授業をする時のように、生徒の顔を見たり、手元の教科書を見たりと、「遠くを見る・近くを見るJを頻繁に交替させる場合にはとても便利です。
しかし、近くを見る場合「1枚のレンズすべてを、近くを見るためだけに使える老眼鏡」には、見え方も疲れ具合もかないません。
新聞を読むとか、パソコン作業をするなど、一定時間近くを見る作業を行う場合には、老眼鏡を使った方が、よく見えて疲れないのです。
ザックリ言えば、遠近両用眼鏡は、「見え方」や「疲れないこと」などよりも、「掛け替える面倒を無くす」ことを優先した眼鏡なのです。
慣れないと、階段を下りるときに、足を踏み外して痛い自に遭う方もいます。誰にでも使って欲しい「魔法の眼鏡」ではないのです。
知って得するお話をカテゴリー別にご覧になれます。
- KW分類 (1)
- なみだ目 (1)
- ものもらい (2)
- アントシアニン (1)
- オキュバイト (1)
- コエンザイムQ10 (2)
- コロナ禍 (1)
- コンタクトレンズ (4)
- サプリメント (11)
- ドライアイ (5)
- ブルーライト (1)
- プラセンタ治療 (5)
- ボトックス治療 (1)
- ルテイン (2)
- 中心性漿液性脈絡網膜症 (1)
- 予測予防医療 (2)
- 内斜視・外斜視 (2)
- 加齢黄斑変性症 (4)
- 加齢黄斑変性症 (1)
- 動脈硬化 (1)
- 心因性視力障害 (2)
- 抗酸化サプリメント (4)
- 新型コロナウイルス感染症 (2)
- 更年期障害 (1)
- 流涙症 (1)
- 熱中症 (1)
- 片頭痛 (3)
- 症例 (2)
- 白内障 (2)
- 目の疲れ (2)
- 眼底検査 (2)
- 眼瞼痙攣(がんけんけいれん) (1)
- 眼鏡 (5)
- 知って得するお話 (82)
- 糖尿病網膜症 (2)
- 結膜炎 (4)
- 網膜剥離 (1)
- 緑内障 (9)
- 老眼 (5)
- 花粉症 (4)
- 閃輝暗点 (5)
- 閉塞隅角緑内障 (1)
- 風邪 (1)
- 飛蚊症 (3)
- 黄斑浮腫 (1)
- 黄斑疾患 (4)
知って得するお話 とは
開業以来長いお付き合いの患者さんにも、また最近当院を受診された患者さんにも、お一人お一人が、いきいき元気に生活出来ますように、その手助けをさせていただきたいと思い、「知って得するお話」を発刊することに致しました。
眼科のことについてはもちろんのこと、からだ全体が元気になることを願って、病気の予防上日々の生活で気をつけて頂きたいこと・新しい治療法などをお知らせして参ります。