■緑内障(りょくないしょう)

俗に「あおそこひ・青底翳」とも呼ばれています。
何らかの原因で視神経が障害され、その結果視野が狭くなる眼病。
日本人の失明原因の第1位を占めています。

 

 

というイメージがあり、「緑内障が疑われます」とお伝えするだけでも、ガクッと落胆されることが多いのです。しかし、”なぜ緑内障が怖いのか?”については、意外と理解されていないことを感じます。

40歳以上の日本人の20人に1人(5%)が緑内障であるのに、治療しておられるのは、わずか10%という統計があるくらいです。

緑内障が怖い!のは、

(1)自覚症状が(末期になるほど)ほとんどない。

(2)進行してしまった視野障害(視野が狭くなり見えない部分が増える)を、元に戻せない。

(3)病気の進行を、完全に止めることができない。

という点です。