ご報告|4

当院におけるプラセンタ注射治療・2019

当院でプラセンタのツボ打ちを始めてから治療者数も100名を超えていますが、肩、首の痛み(肩こり、首こり)と腰痛には、非常に有効なことが多いと感じています。プラセンタ注射は、整形外科領域でなかなかの難病である「脊柱管狭窄症」でも、継続的な通院で手術を免れている方もおられるくらい有効であると感じています。どのツボに注射するかは、患者さんの状況に応じ(主に圧痛の部位などを参考にして)ツボを選択して治療しています。今回、腰痛を主訴として受診された方の中から、改善度の高かった4人の症例をご紹介します。

気になる痛みのある方は、お気軽にご相談ください。

症例を重ねてきて、腎愈(じんゆ)・志室(ししつ)・気海愈(きかいゆ)・大腸愈(だいちょうゆ)などの腰部のツボと、上膠(じょうりゅう)を含む四膠穴(しりょうけつ)・胞育(ほうこう)・秩辺(ちっぺん)などの臀部(お尻のあたり)のツボが多いのがわかってきました。これらの中でも腎兪(じんゆ)·志室(ししつ)・上膠(じょうりょう)の3箇所は、ほぼ全例の患者さんの治療に使っており、腰痛治療の要点だと感じています。今回は、腰痛について書きましたが、Yさんのように、虚弱な体質の方が元気になって寝込まなくなるなどの全身的な改善が得られたり、髪質が変わってコシが強くなった・皮膚がきれいになったなどの美容的な好影響が、副産物として現れることもあります。