胎盤・プラセンタ(Placenta)

胎児を守り、育てるために、妊娠中に作られる臓器です。胎児と母親を臍の緒(へそのお)で繋いで、ホルモン分泌や、免疫を与えるなど様々な働きを担った「万能の臓器」です。

古代ギリシャの医師ヒポクラテスやエジプトの女王クレオパトラ、フランス国王ルイ16世の王妃マリー・アントワネットなど、紀元前から薬用に用いられた歴史があります。

中国や韓国の文献にも登場し、秦の始皇帝や歴代の皇帝たちが用いたとされています。